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第11回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

大阪府堺市を拠点に解体工事や産業廃棄物収集・運搬を行っている

株式会社武、更新担当の富山です。

 

 

解体工事の鉄則について

~安全・環境・信頼を守るプロの心得~

今回は解体工事の鉄則=絶対に守るべき基本と心構えについて掘り下げます。

解体は、建設業の中でもリスクが高く、専門性が強い仕事です。だからこそ、プロとして守るべき“鉄則”がいくつもあります。

今回は、現場で実際に大切にされている考え方とルールを整理しながらご紹介します。


■ 鉄則①:安全第一。命を守るための計画と準備

 

解体工事では、高所作業・重機作業・倒壊リスクなど、あらゆる危険がつきまといます。
だからこそ、工事前の計画段階が命を守る第一歩です。

  • 事前調査で構造や材質、危険箇所を把握

  • 解体手順の明文化と工程管理

  • 必要な保護具、安全帯、安全ネットの準備

  • 緊急時マニュアルや避難ルートの整備

 

現場では常にヒヤリ・ハットの共有が行われ、誰もが「想定外」に備える意識を持っています。


■ 鉄則②:環境への配慮は信頼の証

 

現代の解体現場において欠かせないのが、周囲への影響を最小限に抑える工夫です。

  • 騒音・振動を抑えるための機械選定

  • 粉じん飛散を防ぐ散水や防音シートの設置

  • アスベスト調査の実施と専門業者による除去

  • 廃棄物の分別・リサイクル率の向上

 

これらを怠ると、近隣トラブル・行政指導・信頼失墜につながります。
だからこそ、“壊す”のではなく、“守る”解体がプロの姿勢なのです。


■ 鉄則③:工程管理の正確さがトラブルを防ぐ

 

解体工事は建設工事のスタートライン。遅れはその後のスケジュールに直結します。

  • 近隣への説明や届出のタイミング

  • 重機や人員の稼働計画

  • 突発対応に備えた柔軟なスケジューリング

 

こうした工程管理の正確さが、円滑な進行と信頼構築を実現します。


■ 鉄則④:現場は“チーム”で動く

 

解体現場では、重機オペレーター、ガス工、手元作業員など、多様な専門職が連携しています。
そのためには、明確な指示と情報共有、そして相互尊重が不可欠です。

  • 朝礼での全体指示と注意点の共有

  • 危険作業時の声かけ・確認動作の徹底

  • ベテランと若手の技術伝承とフォローアップ

 

「連携が安全を生む」――それが解体現場の鉄則です。


■ 鉄則⑤:壊した先に“新しい未来”があることを意識する

 

解体工事の最後の鉄則は、「目的を見失わない」ということ。
それは単に建物を壊すのではなく、次の時代・新しいまちづくりの第一歩であるという意識です。

「壊す」=「終わり」ではなく、「始まりの仕事」であると自覚しながら、私たちは日々の現場に向き合っています。


■ まとめ:解体工事は、壊す技術ではなく、未来を創る“心構え”

 

解体工事の鉄則は、どれも人命・環境・信頼・未来を守るためのものです。
単なる“力任せの破壊”ではなく、“計画的・安全・丁寧”な作業が、これからの解体工事に求められています。

建物の最期を任される責任ある仕事として、私たちはこれからも、鉄則を守り、信頼される解体業者であり続けたいと考えています。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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