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第20回解体工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

大阪府堺市を拠点に解体工事や産業廃棄物収集・運搬を行っている

株式会社武、更新担当の富山です。

 

 

 

 

🏗️建設リサイクル法と解体工事

~“壊す”だけじゃない!未来へつなぐ「再生の現場」~

解体工事って聞くと、「建物を壊す仕事」というイメージが強いですよね。
でも、実は今の解体は“壊すだけ”ではなく、「資源を再利用する」大切な仕事でもあるんです🌏✨

この考え方のきっかけになったのが、2002年にスタートした「建設リサイクル法」。
この法律によって、建物を解体するときは**材料ごとに分けて処理する“分別解体”**が義務になりました。


♻️ 建設リサイクル法ってなに?

 

この法律は、解体で出る“廃材”をなるべくゴミにしないで、
もう一度資源として活かすためのルールです。

たとえばこんな工事が対象になります👇

  • 延べ床面積80㎡以上の建物の解体

  • 500㎡以上の新築・改築工事

  • 舗装面積1,000㎡以上のアスファルト工事

これらの工事をするときは、自治体に事前届出をして、分別して解体することが義務になります。


🧱 実際の「分別解体」ってどんな感じ?

 

ひと口に解体と言っても、現場ではいろんな素材が混ざっています。
コンクリート、木材、鉄、アスファルト、ガラス…。

それを1つ1つ分けて、再利用できるように仕分けしていきます。

材料 再利用のされ方
コンクリート 砕いて再生砕石にして道路や駐車場の下地に
木材 チップにして燃料やボード材として再利用
アスファルト 再び道路の舗装材に再生
金属類 溶かして再利用(金属資源にリサイクル)

こうして分けることで、「ただのゴミ」だったものが「次の建築資材」として生まれ変わるんです🌱


🧰 現場で大事なのはチームワーク!

 

分別解体は、作業スピードよりも**「丁寧さ」**が命。
重機オペレーター、手作業の職人、運搬ドライバーなど、みんなが連携して進めます。

現場では、「どの資材をどの順番で外すか」を考えながら進めるので、
ただの力仕事ではなく、**経験と判断力が必要な“技術職”**なんです💪


👷‍♂️ 求職者の方へ

 

「解体=壊すだけ」と思っていた方、
実はこの仕事、**未来を作る“環境の仕事”**でもあるんです🌍

建設リサイクル法を守るということは、
ただ法律に従うだけじゃなく、「地球の資源を守る」という意識を持つこと。

経験を積めば、
リサイクル計画の立案や現場監督など、
キャリアアップの道もたくさんあります✨

🗣️「手を動かしながら、社会や環境に貢献できる仕事をしたい」
そんな方にぴったりの業界です。


🌿 まとめ

 

  • 建設リサイクル法によって、分別解体が義務化

  • コンクリート・木材・金属などを資源として再利用

  • チームワークと正確な判断が求められる現場

  • 環境に優しく、将来性のある仕事

 

♻️壊すことから、未来をつくる。
それが、いまの「解体工事」の姿です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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